今日のご見学「輝いている先輩経営者に学ぼう」で熱く語ってきました。

2007年12月07日

「理解」と「納得」

 昨晩、同友会大阪東ブロック経営委員会が開催する「経営姿勢を学ぶ会」に参加しました。
この勉強会は、
「中小企業における労使関係の見解」(=労使見解)
から学ぶものです。


テーマは、「社長!『理解』と『納得』は違うんですよ!」
これは、労使見解の第3番目に記述されている、「労使関係における問題の処理について」
を深く学ぶ勉強会です。

まず言葉の定義です。
「理解」とは、他人の気持ちや立場を察すること。
「納得」とは、他人の考え、行為を理解し、もっともだと認めること。
と、辞書を引くと書かれています。

さて、私たち経営者は、社員に色々な説明や、要望を出す時があります。
反対に、社員から色々な要望や要求もあります。

ちょうど賞与の時季です。
経営環境が厳しい時、社員さんに業績や査定の根拠を説明されて賞与を支給して
いると思いますが・・・。

社員さんは、理解してくれます。しかし「もっともだ!」と納得してくれて
いるでしょうか?

昨日の学びで、「納得」を得ようとするなら、まず自分自身の信頼性を高める
必要がある。つまり人格の形成・能力の向上の努力を常日頃行っているかどうか?
そして、相手のことを理解し次に相手に理解される努力をしなければ、「納得」
には、到底行き着かない。ことです。


今回の問題提起者(講師)の北尻さん(新大阪食品産業(株))が、次の一説を紹介されて、
まとめをされました。

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この相手を理解することということはただテクニックだけでできるものではありません。
あなたが何らかのテクニックを使っていると相手が感じれば、相手はあなたに二面性が
あり、相手は自分のことを操ろうとしていると感じるに違いありません。相手に対して
影響を与えられることができるかどうかは、あなた自身が模範を示すこと、つまり日頃
どう行動しているかにかかっている。その模範とは、あなたは真にどういう人間なのか、
あなたの人格はどうなのかということから自然に流れ出るものである。

あなたの人格は常に周囲に向かって発信しており、人間関係においては、相手はそこから
あなたとあなたの行動を、本能的に信頼するかしないか決めているのである。もしあなた
に一貫性が無く、熱したり冷めたり、怒ったかと思うと優しくなったり、あるいは私生活
と公の生活とが一致していないような人間だったら、あなたに本当の気持ちを打ち明ける
ことなどできない。

あなたは、私のことを考えている。大切に思っている、というかもしれない。私もそれを
信じたいと切に願っている。しかしあなたは私のことを理解もしていないのに何故助言が
できるだろうか?それは口先だけの言葉に過ぎない。
あなたが私の本質を理解し、それに影響されない限り、私はあなたの助言に聞き従い影響
されることはない。

だからこそ、人間関係において効果的なコミュニケーションを図りたければ、テクニック
だけではだめなのだ。信頼を築き、相手が本気で話せるような人格の土台の上に、感情移入
の傾聴のスキルを積み上げていかなければならない。そして、心と心の交流を可能にする
信頼残高を、構築して行かなければならないのである。
             スティーブン・R・コヴィー「七つの習慣」より
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心にグッサと来る一説ですね。

社員との信頼関係を築くためには、経営者の経営姿勢の確立が最も大切なのですね。

「労使見解」は、経営者である私のバイブルです。

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